モデルハウスをベースにわが家流にカスタマイズ

モデルハウスを参考にしつつ、中庭を中心に置いたロの字型の平屋建てに。玄関はいって左側には、子ども部屋と奥さまの部屋、バス、キッチン。右側にはおばあちゃんの居住スペースと和室、そして一番奥にリビング、という配置だ。「友人などが遊びに来てリビングで盛り上がっていたとしても、家族が左側ゾーンを使いながらそれぞれのペースで食事をし、お風呂に入り、就寝できるのですごく楽。“動線”って大事ですね」。
また今回、ぜひ取り入れたかったというのがスキップフロア。「リビングの天井が高いと気持ちがいいだろうな、と思ってリクエストしたのですが、これが大正解。段差があることで、こっちは食事の場、こっちはリラックスの場、と気持ちも何となく切り替わるし、人が集まった時はそこここに自由に腰かけられて便利なんです」。ちなみにリビングの床材はオーク。そのあまりの肌触りの良さに、ご主人や奥さまは、ここで時折ペタリと寝転び、昼寝をすることもあるのだとか。「お行儀が悪いとはわかっていますが、やめられなくて（笑）」。
そして快適といえば、[想創舎]が取り組む『FPの家』についても大絶賛。断熱材の中でも、特に高性能なFP高断熱ウレタンパネルを採用した家は、気密性の高さが自慢だ。「冬は凄く冷え込む地域なのですが、この家では夜に暖房を切っても、朝までほんのり暖かい。私は朝が早い仕事なので、本当に助かります」とご主人。また密閉された状態でも、室内の空気が24時間循環するシステムを採用しているので、冬も花粉の季節にも、窓を開けずに心地よい空気を感じられるのも魅力だ、さらに奥さまがひとこと「この家、不思議と家の中にホコリが溜まらないんです。お掃除も楽だし、いつも快適でいられて最高！」