「好き」を優先した結果、納得のできる家に

大好きな場所で、家づくりを始めることになったTさん。大きなリビングを中心に、家族みんながのびのびできる家づくりを進めていった。「とはいえ、想創舎さんの姿勢やセンスにとことん惚れ込んでいたので、ほぼ“おまかせします！”だったんですけど（笑）。その中であえてリクエストしたのは、できるだけ耳納連山が楽しめる間取り、そして妻が大好きなグリーンをアクセントに加えてもらうことでした」。

ちなみに、Tさんの家から見て、耳納連山は北側・通常開口部は南側に持ってくるのが一般的だが、それが北側であっても良し、という風に決断した。「これだけ窓が大きければ、十分陽が入りますし、南側にも窓を設けているのでいいかな、と。この景色には変えられません！」。

それから奥さまが大好きなグリーンは、リビングの大きな壁、システムキッチンやパントリー、洗面所、トイレなどにそれぞれ取り入れられた。「どのくらいの面で入れた方がいい、とか、色味などは、想創舎のコーディネーター・真紀さんに相談しながら決めていきました。おかげで、家のどこにいても大好きなグリーンに出合えるのに、派手ではない、自然なトーンの空間が仕上がりました」。