快適で機能的な住居・店舗を
かっこいいデザインで実現

際立つセンス、上質な素材感、印象に残る色使い。『VRILLO』の寺井智彦さんが手掛けるデザインは、人目を惹く魅力がある。「導線や暮らしやすさ、機能的で使いやすいことは当たり前なんです。それをちゃんと考えた上で、いかに見せるかが大事。かっこよさにはこだわっています」。
学生時代から建築の道一筋に歩み、大阪で学んでいたころは、リノベーションで街が変わっていく様子を目の当たりにした。第一線の建築デザインに刺激を受け、早くから独立を目指して幅広い業務経験を積んできた。

開業から６年、一件一件と真剣に向き合い、妥協のないものづくりを続けている『VRILLO』。細部まで手を抜かない丁寧な仕事ぶりが評価され、依頼が相次いでいる。設計から施工までを一貫して担い、迅速で的確な対応ができることも強みの一つだ。寺井さん自身がすべてのプロセスに深く関わっているため、クライアントや職人とのギャップが生まれにくい。ワンストップサービスで工期を短縮でき、コストが抑えられるメリットもある。

徹底した現場主義を貫く

一番大切にしているのは、オーナーの想い。何度も打ち合わせを重ね、とことんオーナーの意見を聞く。提案を繰り返してイメージを共有し、同志のようなスタンスでリノベーションに臨む。「一大決心をしてうちに仕事を依頼してくれた方に、責任を持って応えたい」という寺井さん。仕事を受けるときは一生の付き合いが始まると考え、全精力を注ぐ。
現場主義を貫き、施工を手掛けている物件には、どんなに忙しくても毎日足を運ぶ。図面だけでは判断せず、確かめたいことは現場で検証する。イメージ通りのものができているか、施工状況のチェックも欠かさない。そんな職人気質の真摯な姿勢が、信頼と実績につながっている。