POSS COFFEE
 
｜福岡市中央区｜A邸｜

大切なのは家族、自然、
ミニマルで美しい暮らし

 
「自然の近くに新しいわが家を設けたい」。
緑を身近に感じられるマンションを購入し、［POSS COFFEE］とリノベーションに着手。
都心であることを忘れるA邸が完成しました。
 

もともとあった出窓を活かしてビューフレームとベンチを造作。公園の緑を絵画のように切り取って借景に。ベンチの下は収納になっている
 

森に包まれたような
ふたつとない空間

 
　玄関の扉を開ける。廊下の奥、真正面に見えるのは、窓一面に広がる生命力あふれる公園の緑だ。

　「この景色が決め手でした」と話すご主人の気持ちがよくわかる。Ａ邸があるのは、福岡市を代表する公園のすぐ近く。しかも、大きな開口部の向こうにちょうど公園の緑が茂るという、まるで森に包まれているように思える空間なのだ。この階よりも上でも下でも、これだけの眺めはのぞめないだろう。

　企業で設計の仕事に従事するご主人は、「初めて内見でこのロケーションを目にした瞬間、ある程度の空間のイメージはできました」と話す。思い描いたイメージを託した会社が［POSS COFFEE］だった。

　「モルタルやアイアンを使いながらもアメリカンになり過ぎず、シンプルミニマルで取り入れてくれるセンス、そしてこの緑の魅力を理解して最大限に活かしてくれる会社を探していたところ、POSS COFFEEに出合いました。リノベーションという特殊な設計・施工は経験値が欠かせません。やはり数をこなしていなければ難しい面が多々あります。POSS COFFEEは新しい会社ではありましたが、メンバーそれぞれがリノベーション業界に携わっていて、実際に数多くのリノベーションを完成させてきた。そんな実績も信頼できる要因でした」。

私のリノベオーダー

 
窓の外の景色を
生活の一部に
 
玄関から入って正面にこの緑が見えるように、廊下とLDKの間の扉にも大きなガラスを取り入れてもらっています。壁面や天井にはモルタルや自然素材の塗り壁材を用いて、随所にアイアンを取り入れシンプルに仕上げたいと依頼しました。

［POSS COFFEE］は
プロ意識の高い集団

 

 

 
　表の緑を空間にどう取り込むか。モルタルと塗り壁のバランスはどうするか。美しい景色を損なわないためには、どんな照明デザインがいいだろうか│リノベーションを進めるに当たって、考えることは山ほどあった。予想通りに進んだ部分もあれば、そうでない部分ももちろんあった。が、だからこそ「信頼のおける会社とタッグを組めて本当に良かった」とご主人は話す。

「リノベーションにかかった期間は打ち合わせから完成まで約半年間。改めて思うのは、POSS COFFEEのスタッフさんは皆さん、とてもプロ意識が高い。こちらの意見に耳を傾けて、粘り強く対応して、１つの形にまとめてくださった。そのチーム力は見事です。POSS COFFEEの力がなければ、ここまでの家はできてなかったと思っています」。

　新しい住まいで暮らし始めてから、目の前の公園はＡさんご一家にとっては庭のようなものに。四季に合わせて表情が変わる緑はもちろん、公園を散歩したりジョギングしたりする人々の姿も、暮らしにエネルギーを与えてくれている。前はまったく興味がなかった運動も、この家で暮らすようになって楽しみになってきたという。

　「デザインの良さもあるけれど、自然を暮らしの中にうまく取り込めたおかげで、自分たちの人生に何が必要か、改めて気づくことができました」。この家で自然や四季を身近に感じながら、家族一緒に過ごす。そういう時間そのものが、Ａさんご一家にとっての財産なのだ。

 
■Before

 
■After

 

リノベーションを
選んだ理由は?

 
仕事でも建物の設計に携わってきましたが、だからこそ、自宅は自分の好きなように細部にまでこだわって設計したかった。リノベーションなら予算を活かして、良い物件をより良く自分好みにリデザインできるので、迷いはありませんでした。
 

 

 

 

 

家族が一緒に過ごすLDKを
できるだけ広く、明るく

 

様々な面に開口部があるA邸。LDKのどこにいても、公園の緑が見えるよう、視界を遮らないデザインが徹底されている
 

モルタルを活かして造作した洗面台。間接照明のやわらかな光がモルタルの表情を和らげている
 

シンプルで手入れのしやすいトイレ。手前左には掃除機やWi-Fiのルーター等をしまえる電源付き収納を確保
 

脱衣所兼ランドリースペース。整理整頓しやすいよう可動式の棚を造作。洗濯物を干せるアイアンもさりげなく