親戚の家を訪ね、ご夫婦が気に入ったのは モダンでサイズ感がちょうどいい箱型の住まい。 家事動線や室内干しできる洗濯室など、共働き 家庭のニーズを叶える快適さにもこだわりました。

わかりやすい金額設定と
シンプルスタイルが決め手に

家の印象を決める玄関アプローチは門柱とポストの色を変え、モダンな雰囲気をアップ。シンボルツリーはシマトネリコ

「いとこが建てたお家を見に行ったら、4人家族にちょうどいい広さで一目でいいなと感じたんです」。　訪問をきっかけに家づくりを考え始め、ご主人の実家の近くに土地探しを始めたというSさんご夫婦。玄関からの家事動線や大きな窓から差し込む自然光の心地よさなども決め手になり、デザイン性の高いスタイリッシュで快適な家づくりで定評のある［なかむら住宅］の『ZERO-CUBE』を選んだ。
「ふたりともシンプルなデザインが好みで、すっきりと暮らしたかったんです。全体的にモノトーンの配色を意識したのと、アイアン手すりのリビング階段もリクエストしました」と奥さま。
打ち合わせの時もキッズルームがあったため、子どもたちに気を取られることなく、じっくり話ができて安心だったと振り返る。
「何より金額が明確で、ある程度決まった家の形や間取りをベースにして考えていけたのがよかった。水回りスペースにあったトイレは来客のことを考えて玄関に移動できたりと柔軟に対応していただけました。1年弱暮らしてみて今もとくに後悔した点もないんですよ」。
賃貸アパートの頃は叶わなかった、自由に駆け回るお子さんの姿を見ながら、笑顔で話してくれた。

動線や時短が導く快適生活
家族の笑顔もますます増えて

3月に入居して、「エアコンの効きも問題なく快適な生活ができている」と話すご夫婦。
「共働きなので少しでも時間短縮できるようになったのが嬉しくて。玄関から買い物袋を手に、そのままキッチンへ行ってパントリーに置いて、脱衣所で子どもたちの手足を洗ってという具合に、とにかくスムーズなので助かってます。食洗機をつけた分、食卓にいる時間も長くなりました。くつろいでいる時に“わが家だね”って実感します」。奥さまに続いて「笑うことも増えたよね」と微笑むご主人。まめな性格ゆえ、休日には愛車のハーレーを磨いたり、掃除や料理も奥さまと一緒に楽しんでいるとか。
ゼロからだと初心者にとってハードルが高いプランニングも、予めベースの提案があれば気持ちの負担も軽くなり、叶えたい家づくりへの近道になりそう。

ブラウンの床に白壁とアイアン手すりの階段が映える。階段下のデッドスペースはデスクを置いて有効活用