北九州市在住　Kさんの住まい

５人家族と猫２匹が暮らす賑やかなKさんの家は庭替わりのバルコニーを併設した2階のリビングが印象的

コンパクトな敷地に家族の個室や猫用スペースを設け、団らんもプライベートもどちらも充実させました！

 

 

猫たちが快適に暮らせる
工夫がいっぱいの空間

黒のガルバでシックな外観。縦長の間取りで敷地をうまく活用した

 

分譲マンションに家族５人と猫２匹で暮らしてきたKさん。３人姉妹のお子さんが成長し、手狭になってきたことから、思い切ってマンションを売り、２軒目の家づくりをスタート。パートナーに選んだのは、奥さまのお姉さんの家を建てた『イーホーム』。女性スタッフが多く、何でも話しやすいと感じたのが決め手となったそうだ。

家づくりを主導したのは、不動産会社勤務の奥さま。「夫に発言権はありませんでした（笑）」と冗談めかして語れば「僕は黙ってお金だけ払って、出来上がりを楽しみにしていました」とご主人もにっこり。そのおしどり夫婦ぶりが微笑ましい。仕事柄、家づくりに精通する奥さまのビジョンは明確で「一番のコンセプトは猫が暮らしやすい家でした」との言葉通り、新居には、猫のための工夫がいっぱい。

 

あえて2階に配置したLDKはバルコニー併設で日当たり良好。ロフトによる吹き抜け効果で、実際の面積よりかなり広く感じる

 

猫通路を取り付けて出入り自由にしたバルコニー

 

なかでも、２階に設けたバルコニー付きのＬＤＫは、自慢の空間。「マンションでは外に出してあげられなかったので、安心して遊べる場所をつくってあげたかったんです」。木製の格子で囲まれたバルコニーは、自然光が降り注ぎ、猫たちにとってはもちろん、居心地のいい憩いの場となっている。

 

 

 

２階建て+ロフトで
家族全員の希望を叶える

リビングの壁面には猫用の木製ステップ。その他にも居室に猫通路付の扉を選ぶなど、猫がのびのびと暮らせる工夫がたくさん

 

２階に家族の共有スペースを集め、１階と３階のロフトにそれぞれの居室を設けたKさんの家は、コンパクトな敷地を最大限に活かした好事例。限られた敷地の中で、洗面所を広めに造作したり、洋服や靴の収納を充実させたり、奥さまやお子さんが希望したことを全て叶えている。料理担当のご主人のために選んだ対面式のキッチンは「使い心地抜群！」とご主人も大満足。毎日夕飯の後は、それぞれが自室で気ままに過ごし、朝の早いご主人が寝たのを見計らって、女性陣がリビングに集まり、おしゃべりに興じるのも毎日のことだそう。

 

ご主人の身長に合わせて選んだIH完備のシステムキッチン。背面には冷蔵庫などの家電が置ける大容量のパントリーも

 

かしましいその様子を感じながらベッドに入ると「安心してよく眠れます」と語るご主人。新しい家に越して半年が経つが、木の家の効果なのか息がしやすく、肌や髪の調子が良くなったと嬉しそうだ。「いつかは娘たちが出ていくと思うと寂しいですね。せっかくいい家ができたから、居座ってくれてもいいのですが」と、優しい笑顔で答えてくれた。