リビングはかつて吹き抜けだった部分に天井を設け、構造上残した中央の壁はレンガ調に、床はモダンなパーケットフローリングを採用
 

POSS COFFEE株式会社

（福岡市・薬院）

吹き抜けの見直しがもたらす
快適な生活リズム

 
Mさん夫妻は自宅を見直すにあたり、リビング全体が吹き抜けになっていた間取りを大胆に変更。新たに天井を設け、上階（寝室など）と下階（キッチン、リビング）のゾーニングを明確にすることで、1階は「動」、2階は「静」と家族の生活リズムを生み出す空間を実現した。かつてリビングに背を向けていたキッチンは向きを変え、面積の拡張とともに清潔感のある白タイルを設えたカウンタータイプへ。背後には、ご主人が営む会社の事務を担う奥さま専用の機能的なワークデスクを新設した。
 

日当たりの良いテラス側の一角には、植物を飾ることができるインナーバルコニーとしてタイルを配置した
 

キッチンカウンター背後のワークデスク。3メートル弱のゆとりある机に、可動式の本棚を造作。家事の動線上で業務を並行できる

RENOVATION　DATA

 
■設計：POSS COFFEE株式会社
■築年：20001年9月
■竣工：2021年12月
■専有面積：84㎡（工事面積）
■家族構成：4名（夫婦、子2人）
■設計期間：1ヵ月
■施工期間：2ヵ月

POSS COFFEE株式会社

（福岡市・薬院）

 
福岡市中央区薬院4-4-10-1F
092-531-7488
https://poss.coffee/

https://www.instagram.com/poss_architect/