「あ、あの家だ！」。ひと目で分かったその家は、緑鮮やかな田畑の中に建っていた。［住工房プラスアルファ］が建てたＭさんの住まい。家を建てようと思ってから、家が完成するまで５年。いろんなハウスメーカーの展示場を見てまわったけれど、今ひとつピンとこなかった。そんなＭさんの気もちが初めて動いたのが、［住工房プラスアルファ］。　「初めて自分から、もっといろんな家を見てみたいと思った会社です。まず、床を見た時に感激しましたね。今まで見てきた展示場とは違うって。自然の素材がとにかく気もち良く、完成見学会のお知らせがあるとどこだろうが出かけていました」。　アンティークのミルク缶に飾り棚、玄関のフック、スイッチ。ディスプレイされた古い缶はかつて鉄砲の弾入れだったというエピソード付き。仕事の合間にお気に入りの店に行き、少しずつ買い集めてきた数々の雑貨や建具、装飾品。Ｍ邸を彩るものたちに共通しているのは、時を経ることによって出てきた味わい深い表情だ。お気に入りのダイニングやリビングのテーブルは、[住工房プラスアルファ]で家を建てた他のユーザーさんに作ってもらったオリジナル。「プラスアルファの施主さんは生活を楽しんでらっしゃる方が多くて、ライフスタイルやインテリアの面でも共感できる点がたくさん。好きなニュアンスが同じ人同士、情報交換もはずみます」と奥さま。その笑顔を見ていると、施主同同士のうれしい出会いも、家を建てて得ることができた掛け替えのない財産なのだと思うのだ。