楽しく家づくりができるパートナーが決め手に

空が広がり、青い稲が波打つ田園風景に溶け込むモダンな外観の一軒家。「毎日、家族が大半を過ごす場所だから」と、ダイニングキッチンを中心に置いた間取りのイメージから、Sさんの家づくりは始まった。ご両親の家に同居していた一家は、父親の畑に家を建てることに。匂いや質感、足触りの心地よさといった自然素材の家の良さを体感で分かっていたSさん。素材にこだわる住宅メーカーや展示会を検討した結果、手がけた建物が好みだったこと、何より「住工房プラスアルファさんとなら楽しく家づくりできそう」という思いがパートナー選びの決め手になったという。

「家族3人の居場所」が主だから、和室は不要。その分、広めのLDKにしたい。ダイニング中心の空間なら、子どもたちと一緒に料理したり、時に友人を招いてワイワイ楽しめる場所にもなる。家事が楽になる動線は必須など、生活動線から暮らしやすさを追求。「娘が二人なので、お風呂上がりや出かける前などに身支度がしやすいように洗面室を広めに」「室内干しできるランドリールームが欲しい」など明確なリクエストを整理していった結果、キッチンの奥に水回りを固め、プライベートゾーンとして集約。バスルームの近くにランドリールームやファミリークローゼットを置き、1階で家族の支度が完結する間取りが仕上がった。

「キッチンを中心にと言いつつ、どこにどう置いたらベストかなど、わからなかったんですが、プロの視点で空間のバランス、外とのつながりなどを的確に提案していただいて、使いやすい間取りと生活動線もとても気に入っています」と、Sさんはにこやかに話す。トイレは玄関そばに、小さな手洗い場も設置し、来客への配慮も。家族と、気心の知れた客人が集える念願の住まいが叶えられた。