やわらかな空気で満たされた赤ちゃんにやさしい家

一見すると住居には見えない建物の扉を開けると、広い玄関スペース。迎えてくれたのはMさん夫妻だ。将来的に飲食店を営む目標を持つご主人は立地のいい場所に建つ倉庫を購入し、1階を店舗スペース、2階を住居スペースにすることに。そのリノベーションを行ったのは[住工房プラスアルファ]だ。「家はずっと持ちたいと思っていました。以前見学したとき、他とは違う室内の空気のやわらかさを感じて“心地いいな”と思っていたんですよ」。[住工房プラスアルファ]は、化学物質を使わないこと、仕上げにはなめても安全な素材を使うこと、国内の木材を活用することなど、大人基準ではない“赤ちゃん基準の家づくり”をすすめている。「1階の壁の珪藻土は、指導していただきながらすべて僕が塗ったんですよ」。玄関扉を開けた瞬間から、Mさん宅が心地いい空気で満たされている理由だ。

 

プロフェッショナルチームがお客様の希望をカタチに

1階にはトイレと洗面台（店舗を開店したときのお客さん用としても利用できる）、収納、ご主人の部屋を配置。階段を上ると2階の住居スペースだ。「僕は住工房プラスアルファさんがつくる造作の洗面台が大好きなんです。木枠と鏡の感じとか、そこだけで世界観を感じるんですよ！」。そう語ってくれるご主人の部屋も個性的。長いカウンターにはご主人が好きなグッズが並べられ、今すぐにでも雑貨店が始められそうな空間だ。トイレの照明も色やつまみなどすべてのパーツがオーダーメイドとのことで、ご主人が細かい部分にまでこだわりながら、空間づくりを楽しまれているのがわかる。そんなご主人のオシャレな感性に[住工房プラスアルファ]のプロフェッショナルチームが設計力・提案力・デザイン力・技術力でしっかりと対応している。「普通の家っぽくないカタチの家にしたかったんですが、倉庫感を残した外観にしていただいたのも満足しています」。車が置かれているバルコニーの下は、元は部屋があったとのことだ。